
Claudeのモデル比較:Fable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5・Haiku 4.5の違いと選び方
Claudeは、同じ名前のサービスの中でも選ぶモデルによって速度や料金が変わる。まず押さえたいのは、難しい課題を解けるか、どれくらい待てるか、完了までにいくらかかるかの3点だ。
この記事は2026年9月27日確認の公式情報に更新した。旧版で紹介していたFable 5・Opus 4.8・Opus 5の数値や導入事例を、新モデルの実績として引き継ぐことはしていない。
現行4モデルの違い
Anthropicのモデル一覧では、現在のモデルを次のように整理している。用途は公式の位置づけを短くまとめたもの、速度はモデル間の相対比較だ。
| モデル | 主な用途 | 相対的な応答速度 |
|---|---|---|
| Fable 5.1 | 難度の高い推論、長い工程を持つエージェント作業 | 遅め |
| Opus 5.5 | 長時間のコーディング、知識を扱う作業 | 中程度 |
| Sonnet 5 | 速度と能力を両立したい作業 | 速い |
| Haiku 4.5 | 応答速度を重視する作業 | 最も速い |
公式は迷った場合の出発点としてOpus 5.5を案内し、それでも評価を満たさない難しい課題ではFable 5.1を検討するよう説明している。ただし、どのモデルが自分の仕事で十分かは、実際の入力と合格基準で確かめたい。
API料金を比べるときの注意
以下はClaude APIの標準的な入出力料金で、単位は100万トークンあたりの米ドル。月額のClaudeアプリ利用料とは別だ。キャッシュ、バッチ、ツール利用などの条件は公式料金表で確認できる。
| モデル | 入力 | 出力 |
|---|---|---|
| Fable 5.1 | $10 | $50 |
| Opus 5.5 | $4 | $20 |
| Sonnet 5 | $2 | $10 |
| Haiku 4.5 | $1 | $5 |
同じ量の入出力なら単価の低いモデルほど安い。ただ、やり直しや追加のやり取りが増えれば、1件の仕事を終える費用は変わる。比較するときは、1回の呼び出し料金に加えて合格する成果物ができるまでの合計を記録すると判断しやすい。
自分の作業で選ぶ手順
たとえば記事の下書きを任せるなら、単に「文章が自然か」だけでなく、指定した読者に伝わるか、引用元にない数字を加えていないか、修正に何分かかるかを先に決めておく。
- 普段の仕事を数件用意する。 要約、コード修正、調査など、自分が繰り返す入力を使う。
- 入力と合格条件を揃える。 コードなら必要なテスト、調査なら根拠となる一次資料まで決める。
- 品質・所要時間・費用を一緒に記録する。 高いモデルも安いモデルも、同じ基準で比べる。
- 苦手な仕事だけ再評価する。 一律に最上位へ切り替える必要はなく、課題ごとの使い分けを考えられる。
これは公式の順位をそのまま自分の作業の順位とみなさないための手順だ。用途に合うモデル選びの考え方は、公式の選定ガイドにもまとまっている。
アプリとAPIは分けて確認する
Claudeアプリで選択できるモデルや利用上限は、契約プランと提供状況によって変わる。上のAPI料金から、アプリの月額料金や使える回数を逆算することはできない。アプリでは自分のモデル選択画面、APIでは公式のモデル一覧と料金表を確認する。
モデルを変えても、回答の事実確認が不要になるわけではない。ハルシネーションの実例では、もっともらしい説明をどう確かめるかを扱っている。情報を集める段階から整えたい場合は、調査ワークフローもあわせて読んでほしい。


